青磁について

ABOUT
佐賀県有田町の工房で、青磁の器をつくっています。茂正工房(しげまさこうぼう)は、青磁を日々の食卓で使ってほしいという思いで作陶しています。

貫入青磁、月白、翡翠、天青など、釉薬ごとに異なる青の表情をお楽しみください。

■ 釉薬について
貫入青磁 素地と釉薬の収縮率の違いを生かし、釉薬を厚く掛けて焼き上げます。氷の結晶のような細かなヒビ(貫入)が入ります。
月白 月の光のように、白みを帯びた淡い青の釉薬です。
翡翠 翡翠のように深みのある、緑がかった青の釉薬です。
天青 雨上がりの空のような、澄んだ水色の釉薬です。

■ 青磁について
"青磁"は中国に起源を持つ青色や緑色を基調とした美しい釉色を特徴とするやきものです。日本には12世紀頃から伝来し、茶の湯の発達のなかで日本人の美意識によって選び出され大切にされてきました。

有田は、約400年前に日本で初めて磁器が焼かれた産地です。この町で受け継がれてきた磁器の技術と、素地や釉薬の研究を生かし、私達は有田らしい独自の"青磁"を作りたいと考えています。

■ プロフィール

梶原大敬 Hironori Kajihara

〈経歴〉
1978年 佐賀県有田町生まれ
2002年 文化服装学院卒業
2006年 有田窯業大学校卒業
2006年 しん窯入社
2015年 茂正工房にて陶磁器作家として独立
2018年 現代の名工 奥川俊右衛門氏に大物ろくろを教わる(以降3年間)

〈制作・出展〉
2016年 日本料理店「傳」の器を制作
2017年 シラ国際外食産業見本市にARITA PLUSのメンバーとして出展
2018年 中国料理店「茶禅華」の器を制作

〈受賞・入選・認定〉
2013年 九州山口陶磁展 第二部佐賀県陶磁器卸商業協同組合賞 受賞
2014年 九州山口陶磁展 第二部肥前陶磁器商工協同組合賞 受賞
2015年 経済産業省「the wonder 500」に認定
2015年 伊丹国際クラフト展 入選
2022年 有田国際陶磁展 美術工芸品・オブジェ部門 入選
2024年 有田国際陶磁展 美術工芸品・オブジェ部門 入選

梶原茂正 Shigemasa Kajihara

〈経歴・研究〉
千葉工業大学工業経営学科卒業と同時に、父の経営するしん窯に入社。佐賀窯業試験場にて釉・呉須・胎土の研究。
人間国宝 井上萬二先生よりロクロの指導を受ける。
「青磁輪花鉢」で西武工芸展 KBC朝日放送賞受賞。以後青磁一筋。
茂正工房開窯。古色青磁を求めて割竹式登窯を築窯。

〈資格〉
通産大臣指定伝統工芸士認定

〈展覧会〉
日本伝統工芸展 入選
大英博物館 佐賀県陶芸展 出品
ドイツ有田陶芸展 出品

〈教職〉
県立有田窯業大学校 嘱託
九州産業大学芸術学部 教授